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不思議の国のアリス症候群
 

不思議の国のアリス症候群
(Alice in Wonderland Syndrome)


「ある視点」コレクション02

不思議な名前ですね。ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス(Alice's Adventures in Wonderland)に因んで付けられた名前です。ジョン・トッド(John Todd)という精神科医が1955年の論文中で命名しました。原因としては、偏頭痛、てんかん、ある種の感染症、LSD等の薬物使用が考えられます。ルイスキャロルは片頭痛持ちで、自分の体験に基づいて、この小説を書いたと言われています。

●眼に障害がなく、外界が通常と同じように見えていると、考えられるにもかかわらず、一方では、主観的にそれらが通常よりも極めて小さな、大きなものになったように感じられたり、ずっと遠く、あるいは近くにあるように感じられたりする。 例えば、犬のようなペットが、ネズミと同じ大きさに感じられたりする。自分の体は逆にそれぞれ大きく、または小さくなったように思うこともある。
●人の顔以外を見たときにのみ、この現象が現れる人や、右半分だけが、2倍の大きさになったように感じる場合もある。例えば、テレビに映る人物の顔と体の比率が歪み、全身が映し出されているにもかかわらず、その人物が、何頭身であるかを認識できなくなったりする。
●また、この現象は、視覚だけでなく、触覚や身体イメージ (body image) によっても起こり、自分の片方の耳だけが、何倍にも大きくなったように感じられることもある。
●さらに、空間の感覚だけでなく、時間の感覚に関して、類似した現象が起こることもあり、時間の進み方が速くなったり、遅くなったりしたように感じる人もいる。
●現象は数分で終わることが多いが、何日も継続する場合もある。

※ある特徴的な悪夢と、不思議の国のアリス症候群との関係が、インターネット上で取り沙汰されることがあります。この悪夢は、

○しばしば交互に訪れる巨大なものと極めて細いもの
○しばしば交互に訪れる黒と白
○極端に巨大な事象を傍観する感覚(惑星の自転や公転)
○取り返しがつかないことをしたような不安感(自分が死んだ、家族が死んだ、殺した等)・・・

などを特徴とし、不思議の国のアリス症候群による体験との類似がみられるのです。主として、幼少期に病気で高熱に浮かされた時などに、少なくない人々が経験しています。何を隠そう私も、小さいときにこれとまったく同じの経験があり、以来、“それ”が何かとても大事なことのように思われ、ずっと気になっているんですよね。しかし、この悪夢と不思議の国のアリス症候群との関係について論じた、学術的研究はまだなく、その関係は不明であり、今後の研究が待たれます。
矢吹 和彦 | comments(2) | trackbacks(0)
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Comments
どなたか、そんな悪夢の経験をお持ちの方、いらっしゃらないでしょうか?今まで、自分の周りでは聞いたこと無いんですが・・・
Posted by やぶの木 | 2009/12/17 5:03 PM

私も、そういう経験はないんですが、どうやら偏頭痛持ちの人に起こるらしいですね。・・・私も偏頭痛持ちなのですが大丈夫でしょうか・・・。

それらしき症状に出会って事はありますが、アリスの影響受けてるんでしょうか?
Posted by みかん | 2011/08/14 2:25 PM

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